2018年12月、アップルショックで痛手を被った傷も癒えない2月末くらいからTwitterや証券会社のHPには「優待のつなぎ売りでタダで株主優待をゲット!」などと3月末優待に向けて宣伝が賑やかになり始めます。
これまで僕はつなぎ売りはしたことがなかったのですが、その時はキャッシュもあったためチャレンジを考えてみることにしました。
普段GMOクリック証券を主に使っており、去年一般売りが出来るようになったばかりで比較的欲しい銘柄がつなぎ売りしやすいような状況でした。
ただ株式取引において「人が勧める」、「タダで利益をゲット!」というものには必ず罠があります。
そもそもタダとか実質無料ってなんでしょう。まるでパチンコ屋が通常営業なのに「今日も満開営業中!」などと目的のない抽象的な旗を立てる行動に似ている印象を受けます。「マクドナルド、毎日元気に営業中!」なんて旗、立てませんよ。言う必要のないことは言わなくていいのに言う。もう怪しさ全開。僕は人の話は聞きますが、鵜呑みにはしません(痛手を負ったことがあるので^^)
もちろん頑固になっても良いことはないので、まずは調べること(当たり前なのですが、これまで当たり前ではなかった・・・。負けて当然ですね!)から始めました。
結論:僕がつなぎ売りを調べ、実行する判断に至った理由は、
・優待利回りが欲しい投資家
・信用手数料+取引手数料が欲しい証券会社(信用取引の普及?)
・優待を発行する会社
の利害が一致しているため、挑戦する価値はあると判断しました。
ものによりますが、株主優待利回り≧取引手数料となるものがあることはわかりました。(調査中の時給換算はしません笑) 配当落調整金も問題なし。特定源泉徴収なししているので配当金の20%分は確定申告時に戻ってくるはず。
岡三証券開設時に頂いたカタログ。信用取引を全力で推奨してくる
優待つなぎ売りに1ページ目から信用取引に言及。
なお、私の考えでは損をするのは優待を発行している会社ということになります。優待獲得条件が年々悪くなっていくのにも頷けます。私が優待を設定する立場だったら嫌ですよ。制度自体が縮小していく案件ものは本当に個人以外が損しているものと捉えているので、ぜひ食うならやらねば!ということで前向きになりました。
うまくやれば利がでそうなのも事実なのでこれはやる価値があります。
つなぎ売りに必要な経費は、取引手数料、一般信用売り金利のみ(制度は使いません!)ということがわかり「優待利回りが高い/普段の生活で使う」ものを軸に探した結果をつなぎ売り絡めて以下購入しました。
9202 ANA HD (※200株)
9887 松屋HD
7942 JSP
8591 オリックス
7164 全国保証
7550 ゼンショーHD
3205 ダイドーリミテッド
6333 帝国電機製作所
2922 なとり
8566 リコーリース
4975 JCU
発表です!
初心者優待つなぎ売りで獲得結果:上記銘柄を優待獲得最低単元分を購入した結果
購入金額:約270万円
購入手数料+一般信用金利:約8000円
優待券金額換算:35000円相当
配当利回り:約1.2%
※カタログギフトは2000円相当で換算。ANA優待券は5000円換算
本当かな?資金拘束2週間程度でこれなら悪くないと感じます。
基本的には自分で使うようにしていますので、次のメイン9月の優待までは十分に持つと思います。(5月は欲しい優待なし)
また、つなぎ売りするためにキャッシュを持っておくことは暴落時に買い増しできるので、うまくやれば一石二鳥ですね。
※ミスがあったら教えていただければ嬉しいです。なんせ初めてなので・・・。 ミスに気づいたら都度修正していきます。(今は初版です)
底堅く楽しい株式投資をしていきたいものです。
to be continued・・・
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